My Little Girl(加筆修正中)



「奏ちゃん」

へっ?ヤバい!

アズ…泣きそうだ。

「アズ、泣くなよ」

「う、うん。ありがとうね」

なんとか笑顔を浮かべ…指輪を選び出した。

時間を掛けて指輪と値段を見ながら選んでる。

値段というところが悲しい。

「奏ちゃん、これ、どう思う?」

「ん?」

シルバーリングに小さい紫の石が付いている。

「紫が好きだったっけ?」

初めて聞いた。

「う~ん。好きっていうよりこの紫の石ね、アメジストっていって二月の誕生石なんだよ」

「へ~誕生石か」

それを聞いた店員さんが

「お嬢さん、二月生まれですか?」

「はい。今日が誕生日なんです」

アズがニコニコ答えてる。

「わ~バレンタインがお誕生日ですか。おめでとうございます。それなら、アメジストの指輪が宜しいですね」

アズが選んだような指輪を数個出してくれた。

高校生と踏んだんだろう、値段もお手頃価格の物を。

「わ~みんな素敵だな。ねぇ、奏ちゃん どれがいい?」

「ん…」

どれが似合うのか…

「これ、これがいいんじゃないか?」

数個ある内の一つを選んだ。

最初にアズが選んだやつだ。

やはり、それが一番アズには合いそうだ。


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