My Little Girl(加筆修正中)
「……」
「……」
みつめあって…
「奏ちゃん」
「ん?」
「お、お願いがあるんだけど…」
「ん?」
鞄から箱を取り出して
「指輪…」
「ん」
「奏ちゃん…はめてくれる?」
「フッ あぁ、忘れてたな」
ひど~い。忘れてたなんて!
「膨れるなよ、冗談だから」
「ほんとに?」
「あぁ、指輪貸してみ」
「はい」
指輪の箱ごと奏ちゃんに渡す。
奏ちゃんがケースから指輪を取り出し
「誕生石か、なんつった?」
「うん、もう。忘れるんだから…アメジストだよ」
「アメジストね、覚えた」
「じ、じゃあさ、クリスマスにくれたネックレスの石は?」
絶対、覚えてないだろうな。
「へっ!緑のやつだな…えっと」
「ほら、覚えてないじゃない」
私が膨れると頭をクシャクシャと撫でて
「バ~カ!覚えてないわけないじゃないか。ペリドットだろ」
「わ~正解です!凄いねぇ、よく覚えてたね」
アクセサリーなんて興味ないから覚えてないと思ってた。
「変な事で感心すんな」
「え~だって…山崎先輩ならともかく奏ちゃんだよ」
「お前こそ、俺を馬鹿にしてんじゃない?」
「……」
「……」