My Little Girl(加筆修正中)



女子トイレ前で

いくらなんでも入れねぇしなぁ。

おっ、掃除のおばちゃん。

事情を話して見てもらったが…いないって!

アズ…何処へ行った。

携帯を取り出し

RuRuRu

ガチャ!

「アズ」

「只今、この電話は…」

留守電サービス?

アイツ…

「アズ、すぐ電話しろ」

怒鳴って切った。

さっきの場所に戻ったが…いない。

あの馬鹿!何してんだよ。

携帯を掛けるが繋がらない。

むやみやたらに動いたら、もし戻って来た時…

RuRuRuRu

アズだ!

「お前、何処行ってんだよ!」

思わず怒鳴ってしまった。

「今、何処だ?分かるか?」

『そ、奏ちゃん、ちょっと落ち着いてよ。怒鳴られると喋れない』

なんだ?

コイツ、えらく落ち着いてる。

『あのね、トイレから出たら男の子が泣いてたの。話ししたら迷子だったんで、一緒に捜しながら迷子センターに来たってわけ。携帯、鞄の中だったから聞こえなかったみたい。ゴメンね』

「……」

『奏ちゃん?』

はぁ~

今日 何度目の溜め息だ?

『で、悪いんだけど…迎えに来てくんないかなぁ?あのぅ、道分かんなくなったみたいだから』

お前も迷子か。

「分かった。そこ動くな」

『うん、ありがとう』



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