My Little Girl(加筆修正中)
迷子センターで
「あっ、奏ちゃん」
アズは子ども達と遊んでた。
何の違和感も無い。
「ごめんねぇ」
怒るに怒れない。
「ありがとうございました。おかげで助かりました」
迷子センターの人に礼を言われて
「いえ」
だとか
「私も楽しかったです」
とか言ってる。
たぶん俺の事なんか忘れてたな。
「じゃあね」
「お姉ちゃん、お迎え来てよかったね、バイバイ」
バイバイと手を振って、迷子センターを出る。
「お前が見つけた子は?」
「うん、先に迷子センターに問い合わせに来てたんだ」
「そうか、そんで今度はお前が迷子か」
「ちょっと、人聞き悪くない?私がふらふら戻るより、奏ちゃんに来てもらった方が早いと思ったから」
物は言いようだな。
「普通、迷子見つけた時点で先に俺に連絡しねぇか?」
「あっ、そうだね。ごめん!子どもがめっちゃ泣いてたから私もパニクちゃって」
はぁ~
やっば、アズはアズだ。
「ごめんね」
上目使いで見てくる。
ぜったい 反則だ。