Dream ~先生と歩む未来~






私は家を後にした。


私は要らない子・・・

気づくと私はいつものアノ公園に来ていた。

右手には・・・カミソリ・・・


左手からは・・
真っ赤な血がポタポタ地面に垂れていた。

もうやらないと決めたリストカット・・・

先生と約束したのに・・・もう自分を傷つけないって・・・

ごめんね。先生。私はやっぱり弱い人間です。


ごめんね。赤ちゃん・・・守るって言ったのにね・・・
ママは・・・弱かった・・・

そんな時・・・
私の左手に誰かが触れた・・・


私が顔を上げると・・・そこには高木さんが立っていた。
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