“いぢわる王子”のお気に入り♪【完】
いぢわる王子の腕を掴んでいた手に力を入れる。
「好きなんだよ。
大好きなんだよ」
頬に流れる涙を感じながら、いぢわる王子の腕を、ギュッと強く、強く強く掴んだのち――…
「だから、キスしたんだよ。
だから、名前を呼んで欲しいんだよ。
世界中でたったひとり、他の誰でもない玲音に“紗衣”って呼んで欲しいんだよ。
あたしだけを特別扱いして欲しいんだよ。
あたしだけが特別なんだって思いたいんだよ」
――いぢわる王子の腕を引き、くるりとまわって、胸にガバっと抱きついた。
「好きなんだよ。
大好きなんだよ」
頬に流れる涙を感じながら、いぢわる王子の腕を、ギュッと強く、強く強く掴んだのち――…
「だから、キスしたんだよ。
だから、名前を呼んで欲しいんだよ。
世界中でたったひとり、他の誰でもない玲音に“紗衣”って呼んで欲しいんだよ。
あたしだけを特別扱いして欲しいんだよ。
あたしだけが特別なんだって思いたいんだよ」
――いぢわる王子の腕を引き、くるりとまわって、胸にガバっと抱きついた。