“いぢわる王子”のお気に入り♪【完】
「お願いだから、あたしのことを好きになってよ」
涙でぐちゃぐちゃの顔を、いぢわる王子のシャツこすりつける。
「からかうんじゃなくて、意地悪するんじゃなくて…。
ねぇ、玲音。
ほんとのほんとの本当に…
あたしだけの王子様になってよぉ」
カッコ悪いくらい、真剣な告白をして、いぢわる王子の顔を仰ぎ見ると――…
「くっ…」
喉の奥を鳴らすような音とともに、いぢわる王子は横を向いた。
涙でぐちゃぐちゃの顔を、いぢわる王子のシャツこすりつける。
「からかうんじゃなくて、意地悪するんじゃなくて…。
ねぇ、玲音。
ほんとのほんとの本当に…
あたしだけの王子様になってよぉ」
カッコ悪いくらい、真剣な告白をして、いぢわる王子の顔を仰ぎ見ると――…
「くっ…」
喉の奥を鳴らすような音とともに、いぢわる王子は横を向いた。