チョコレートの弾丸で撃ち抜かれ。


感情のごった混ぜられた海で

溺れかけていた


ヴーッヴーッ
とっさに反応した自分を、次の瞬間もう一人の自分が冷静に見つめる

(・・・ヤツだったら殴る。テレパシーでヤツを殴る。)


少し不審がりながらも、
ケータイを手にとって


ディスプレイに表示された名前に

自然と気持ちがせかされる


「はい!」
『あ、もしもし』

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