記念日
別れてくれない?
俺は亜樹が
寂しいと言っていたので
亜樹の病室に泊まった。
夜,寝る時も亜樹の手を
ずっと握っていた。

俺は目が覚めた。
目の前には…
亜樹のお母さん。

「ここに泊まったの?」
「はい」
「なかいいのね。
今日はちょっと
あなたに話たい事があるのよ。」
「何の事でしょうか」



「別れてくれない?
亜樹と」

「え?」
「亜樹がこんな事に
なったのは
誰のせい?」

「確かにそれは
俺のせいですが…」

亜樹の目がさめた

「何の話してたの?」

「……。」

「何もないわ。亜樹!!」

「本当に?」

亜樹は何か感じてる。

「本当よ」

俺とお母さんは病室からでた。

「別れてくれるわね?
いいわね?」

「まって…!!!!
やっぱり…
何もない事
ないじゃない。
お母さん。
私今和也さんが居なく
なったらどうしたら
いいか
分からないわ!」

「いいえ!和也さんに
亜樹と付き合う
資格はないのよ。」

「そんな,ひどいわ…」
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