アクシデントな恋
会議が終わり、潤は野木と共に話しをしていた。


「お祖父様は何をするつもり何だろう…!」

「潤、心配はいらない、これだけの役員がお前の味方になってくれている。
会長も龍を下ろせざる負えないだろう。」






そんな話をした後、潤は自宅に帰り気持ちを落ち着かせる為好きな音楽をかけて本を読もうとしていた。


一臣が大切にしていた本で、小さい時に触っただけで怒られた。
それ以来ずっと気になっていた本で、最近実家に行き解らないように持ってきたのだ。


潤はパラパラとめくってみた…
しかし、なんて事ない普通の小説だった。



しかし……
本の間に写真が挟まれていた。
写真の後ろには

[この物語のように永遠に… 瑠璃子]


潤は目を疑った!
そして、恐る恐る写真を裏返すと…!


一臣と瑠璃子が仲良く、寄り添い写っていた。


潤は少しの間、頭の中が真っ白になり自分が今、何をしているのか解らなくなっていた。

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