お隣さま ~放課後のアイツと恋の距離~


単純だな、あたしって。


空回りでも、色気ゼロでも。


それでアキが笑顔になったから嬉しくて。ホッとして……。



肩の力がすーっと抜けていく。


協力してくれたみんなには悪いけど、やっぱりあたしにお色気作戦はムリだった。


等身大でいいんだ……。



そう気づいたあたしは、久しぶりにアキの前で自然に笑えた。


しばらくすると、急にランプの灯りが消えた。



「あ……電池切れ?」


「みたいだな」

< 417 / 688 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop