お隣さま ~放課後のアイツと恋の距離~

―――――――
―――――
―――


「心臓病?」



イスの上であぐらをかいた桃は、少し声を大きくして聞き返した。



「ってそれ、いつから」


「あー……生まれつき?」



他人事のように答えたアキに、「そっか」とうなずく桃。



「でもアッキー、そんなそぶり全然見せなかったじゃねぇか」


「いちいち言うことでもねーし」


「まぁ、アッキーが言いたくないなら言わなくていいと思うけどよ。
でももし、まわりの反応が変わるのが嫌で黙ってたんなら、俺らにその必要はねぇぞ?」

< 438 / 688 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop