【完】─片思い─
「…ねぇ、流。神様、って信じる?」
「いや…信じない、かな」
「あたしは…信じるしかない。神様に…縋るしかないと思ってた」
「…うん」
「だけど、今は、今はね…
そんな神様が憎くてしょうがない…っ」
「…」
今まで、あたしの所為で東が死んだんだと、心の中で言い続いていた…。
だけど、
『優輝が死んだのは、和の所為じゃないから』
この言葉で、そんな考えは消えた。
あたしは、誰かの所為にしないと、堪えられないんだ…。