おんりー☆らう゛
「えー…最後に出席をとるー。」
SHRが終わり、最後に出席を取り始めた先生。
SHRの間、奈々はずっと智に話を聞いてもらっていた。
「ふ〜ん…。そーだったのかぁー」
「そーなの。浮気じゃないのに…浮気浮気っていうし…怒るしッ!」
奈々は机の上に乗せていた手の拳を、ぎゅうっと握りしめた。
浮気なんかしたつもりないし!
すぐ浮気ってゆうとか最悪だよ!
全然信用もされてないじゃん!
ああ〜!!ムカつく!!
「智ならあたしの気持ち、わかってくれるよね!?」
奈々に救いを求められるような目で見つめられ、智は少し目を見開いた。
奈々が心で思っていることは、なんとなく表情を見ていれば、智にはわかった。
(こいつは…わかってねーんだな。…ここは聖のために、一肌脱ぎますか。)
そう心で思って、智は奈々に話しかける。
「でもなぁ〜…彼氏ってなによりも彼女が大切なんだぜ?」