『K』
『そう?(笑)』

ピピピー♪
優太のケータイが鳴る。
『ちょっとわりぃ!電話してくるわ!』

ケータイを持ち店の外にでて行った。

(絶対。。女だ。この前の光景が目に浮かんだ。。。)

10分。。

やっと優太が戻ってきた。
『ごめん!会社の人だわ~』

『へ~とか言って彼女ぢゃないの?』

私は嫌な言い方をしてしまった。

『はぁ~俺女いね~からぁ♪』

『あ~そ~ぉ!でも優太ってなんか軽そうだよね!』

『あ~マユにそんな風に思われてるのショックだわ~(笑)』

『私は真面目に話ししてるんですけどっ!!』

真剣な顔で話す私にちょっとびっくりしてる優太。

『なんでそんな風に思うんだよ~?俺彼女とかいたらまずキャバクラとかだって来ないぜ?』

(よく言うよ!私は見たんだから。。むかつく。。もういいやこんな男)

私はさっき飲み過ぎたせいで変な開き直りをしてしまった。

『てかさぁ~この前私見ちゃたんだよね!優太が女の子と手繋いで歩いてたの。。』

『。。。まぢで?』

『別に私には関係ないけどさ、彼女いるならキャバクラなんて来るのやめたら?』

私の一言でどんどん嫌な空気になっていく。。。
『。。お前ひどくね!?』

『。。だから私はチャラい男嫌いなんだよね!』

『。。。チャラいって何だよ!』

『はぁ?どーせこの前の山だって今の彼女とも行ったんぢゃないの?』

『。。。もういいわ』

『。。。』

『。。帰るわ』

優太はそのままテーブルの上の財布とケータイを荒々しく持ち店をでて行ってしまった。

(。。。私、バカなことしちゃった。)

遠くからうちらの様子を見てたアミが心配して来てくれた。

『ね!どーしたの?何してんのよ!優太くん怒って帰っちゃったぢゃん!!』

『。。。うん怒らせちゃった。。』

私はその日、具合いが悪いと言いいつもより早く早退させてもらった。

帰りのタクシー、頭が真っ白。

もう終わったなぁ。。。
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