『K』
PM18:30
ピピピ~♪

[着信 ♪優太♪]

(。。なんだろう??)

『はい?』

『お前何?メール返してこね~し!』

優太が私からの返信がないことで電話をしてきた。

『。。いや今アミが来てたからメール見てなかった』
(ウソをつく。。)

『ふ~ん?今から行くわ』
ガチャ
ツーツーツーツー。。。
一方的に電話を切られた。
なんだか機嫌が悪い気がした。。

(どうしょう。。怒ってるのかなぁ。。)

すると。。
ピンポン♪

まだ電話を切ってすぐなのに。。

ガチャ。。
『入るぞ~』

優太が合鍵で扉を開け入ってくる。。

『あっ早いね。。♪』

『あぁね!電話しながら向かってたからね!』

『。。そっか!』

『俺、シャワー入るわ!服用意しといてくんね?』

『えっ。。はい』

優太は家に着くなりすぐにお風呂に入る。

私は急いで優太の服とバスタオルを用意した。

すると。。

ピピピ~♪

優太のケータイが鳴る。。
ピピピ~♪

(。。誰だろう?)

私は見ちゃいけないと思いながらもケータイの画面を見る。

[着信 ユリ]

(。。ユリ?)
女からの電話。

新しい女。。?

私は勝手に被害妄想をし、ヤキモチを妬いた。。
優太がお風呂からでてくる。。

『あ~スッキリしたわ♪』

『何か飲む?』

『ビールある?』

『あっ、残り二本だけ。。。』

『飲んだの?』

『うんさっきアミとね。。。♪』

『へ~』

『あっ、ケータイ鳴ってたよ』

『あぁ』

優太がケータイを取り、画面を確認する。

見るとかけ直すこともなくケータイを閉じた。 。
(やっぱり。。やましい相手なんだぁ)

私はついイライラしてまたバカな事を言ってしまう

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