leicht bitter~bitter sweet続編 side 健一~
「え……だって俺、健ちゃんの嫌がる事知らん間にしとったんやろ? そやなかったら健ちゃんがあんな風に怒らへんやん?」
「……は……!?」
――――なんや、それ?つーか、参った……コイツ、素でそうゆう事言うか。けど、自分の事より、まず相手の事を考えて気遣う辺り、いかにもオレの知ってる和紗らしい発言。
もしあの時、あの状況を見てる奴がいたとして、悪いのはオレや、と100人おったら100人がきっとそう思うやろうに……――やっぱり和紗には敵わへん。
「…………がう」
「え?」
「ちがう! ……ちゃうんや、和紗はなんも悪ない。謝らなアカンのはオレの方なんや!」
思わず張り上げた声にオレ自身驚いた。目の前には訝しげな表情を見せる和紗。アカン……これ以上、何もない事みたいにごまかし続けられる自信がない。
オレは大学の奴等に、悪いけど一抜けさせてくれ、と一旦断りを入れた後、改めて和紗達に向き直した。
自分の胸の奥に無理やり閉じ込めた、身勝手とも言える決断をする為に――――。
「……は……!?」
――――なんや、それ?つーか、参った……コイツ、素でそうゆう事言うか。けど、自分の事より、まず相手の事を考えて気遣う辺り、いかにもオレの知ってる和紗らしい発言。
もしあの時、あの状況を見てる奴がいたとして、悪いのはオレや、と100人おったら100人がきっとそう思うやろうに……――やっぱり和紗には敵わへん。
「…………がう」
「え?」
「ちがう! ……ちゃうんや、和紗はなんも悪ない。謝らなアカンのはオレの方なんや!」
思わず張り上げた声にオレ自身驚いた。目の前には訝しげな表情を見せる和紗。アカン……これ以上、何もない事みたいにごまかし続けられる自信がない。
オレは大学の奴等に、悪いけど一抜けさせてくれ、と一旦断りを入れた後、改めて和紗達に向き直した。
自分の胸の奥に無理やり閉じ込めた、身勝手とも言える決断をする為に――――。