leicht bitter~bitter sweet続編 side 健一~
「和紗、ちょっと話されへんかな? 出来たらゆきなちゃんも一緒に」
オレの急な申し出に和紗とゆきなちゃんはお互い顔を見合わせ、無言で同時に頷き快諾してくれた。
とりあえず場所を移動しようと提案すると、「大切な話なんやったらエエ所知ってる」と言う和紗達に連れて行かれた場所は、何の変哲もないただの公園。
「ここな、俺らの大事な場所やねん。んで、大切な話する時はこの公園でって決めてんねん」
「……そんな大事な場所、オレに教えてもエエんか?」
「だって健ちゃんは俺の親友やんか! 雪和も、別に問題ないよな?」
にっこり笑って「うん。全然構わへんよ」と、和紗に応えるゆきなちゃん。
……オレがこれから言おうとしてる事を聞いても、そうやって笑ってくれへんかな。
いや、そんな事あるはずがない、と一瞬浮かんだ都合良い考えを自嘲する。
言ったところで、きっと笑顔なんて望めない。徒(いたずら)に困らせるだけやのに――……。
オレの急な申し出に和紗とゆきなちゃんはお互い顔を見合わせ、無言で同時に頷き快諾してくれた。
とりあえず場所を移動しようと提案すると、「大切な話なんやったらエエ所知ってる」と言う和紗達に連れて行かれた場所は、何の変哲もないただの公園。
「ここな、俺らの大事な場所やねん。んで、大切な話する時はこの公園でって決めてんねん」
「……そんな大事な場所、オレに教えてもエエんか?」
「だって健ちゃんは俺の親友やんか! 雪和も、別に問題ないよな?」
にっこり笑って「うん。全然構わへんよ」と、和紗に応えるゆきなちゃん。
……オレがこれから言おうとしてる事を聞いても、そうやって笑ってくれへんかな。
いや、そんな事あるはずがない、と一瞬浮かんだ都合良い考えを自嘲する。
言ったところで、きっと笑顔なんて望めない。徒(いたずら)に困らせるだけやのに――……。