leicht bitter~bitter sweet続編 side 健一~
オレの言葉を無視して和紗は、ホンマにどっかへ走り去ってしまった。
……普通、自分の彼女置いてくか?
「もう、和紗ってばしゃあないんやから……私放ったらかしにしてどっか行くかなぁ?」
オレと同じ事を考えてたらしいゆきなちゃんがくすくす笑いながら、和紗が走り去った方を見つめてる。
「あ……ッ、お、オレ和紗探してくる」
そう言って駆け出そうとした時、くい、とゆきなちゃんにハーフコートの袖を掴まれた。
「あかんよ。和紗に話し合えって言われたやん? それに和紗の事やもん。ああ言ったからには当分帰って来(こ)ーへんよ?」
「う……確かにアイツなら有り得る」
「やんね。ね、あっこにベンチあるし、座らへん?」
ゆきなちゃんが指差したベンチに向かう。途中、寒さを和らげようと自販機でコーヒーとホットココアを買い、ゆきなちゃんにホットココアを手渡すと、ありがとう、と満面の笑みをくれた。
……普通、自分の彼女置いてくか?
「もう、和紗ってばしゃあないんやから……私放ったらかしにしてどっか行くかなぁ?」
オレと同じ事を考えてたらしいゆきなちゃんがくすくす笑いながら、和紗が走り去った方を見つめてる。
「あ……ッ、お、オレ和紗探してくる」
そう言って駆け出そうとした時、くい、とゆきなちゃんにハーフコートの袖を掴まれた。
「あかんよ。和紗に話し合えって言われたやん? それに和紗の事やもん。ああ言ったからには当分帰って来(こ)ーへんよ?」
「う……確かにアイツなら有り得る」
「やんね。ね、あっこにベンチあるし、座らへん?」
ゆきなちゃんが指差したベンチに向かう。途中、寒さを和らげようと自販機でコーヒーとホットココアを買い、ゆきなちゃんにホットココアを手渡すと、ありがとう、と満面の笑みをくれた。