オレの杞憂
「しゅん、よろしくね。荷が重過ぎる気もしなくもないけど、最後の文化祭だしさっ。一緒に頑張ろうね。」



『お、おう。よろしく。』


ーー気が利いたこと言えよオレッ、情けねぇ…ーー


と、青木がオレ達に向かって歩いてきた。


「はい、さっそく2人には台本配っとくね。この劇、本当に2人がメインだからさっ。これねっ。」

ーーぶ、分厚いーー

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