こねたぼっくす
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球技大会当日、俺は1回戦目で負けた。
まあチーム的には2‐3で負けたわけだし、相手が1年でも…うん。
卓球部相手じゃ勝てねぇよ。
ってわけでずっとバスケを見ていた。
斗真は経験者だからか、やっぱ他の奴とはキレが違う。
大森さーん、あなた目立ってますよー。
女子の目がハートになってますよー。
…まあ、珍しく本気出してるし。
美華ちゃんも見ればいいのになぁ。
サッカー好きだから今サッカー見に行ってるし。
午後はバスケ見るんだっけ?
意外だよなぁ。
大人しそうなのにサッカーとかバスケとか、攻守がいつ変わるかわかんないスポーツが好きなんて。
斗真とそっくりだ。
ブザーが鳴って試合が終わった。
これで斗真のチームは決勝進出だ。
ブザー鳴る前の3ポイント、かっこ良かったなぁ。
男の俺でも思うよ。
「斗真ーお疲れ!」
「……おー」
あ、さすがに疲れてるな。
普段だらだらしすぎのくせに張り切るからだ。
やれば出来るとか、少女漫画のヒーローか!
俺と喋りながらも美華ちゃんを探してるから、教えてやった。
興味なさそうだけど、安心したのバレてますよー。
斗真って結構わかりやすいんだよな。
これ言ったら怒られるから言わないけど。
卓球の話になったけどすぐに終わった。
声に出してないけどしょぼって思ったろ!?
誰でもお前みたいに運動神経いいと思うなよ!
昼食も早めに食べてまた体育館に行く。
あ、美華ちゃん発見!
今日も笑顔が可愛い。