その涙も俺のもの
「なぁ、みゆ「私ね」
美優が突然話し始めた。
俺は黙って話を聞く。
「私、いお君と付き合えて嬉しくて。でも、どうしていいのかわからなかったの」
「うん」
「だから、せめて…グス。記念日とかお祝い事だけは大事にしたかったの」
「うん」
「だけど、いお君は男の子だからそういうのあんまり気にしないってわかってた。でもね、実際すごく悲しくて、私だけ盛り上がってたから…」
美優はそこまで言うと、また泣き始めた。
俺はどうしていいのかわからず、とりあえず抱きしめた。
美優が突然話し始めた。
俺は黙って話を聞く。
「私、いお君と付き合えて嬉しくて。でも、どうしていいのかわからなかったの」
「うん」
「だから、せめて…グス。記念日とかお祝い事だけは大事にしたかったの」
「うん」
「だけど、いお君は男の子だからそういうのあんまり気にしないってわかってた。でもね、実際すごく悲しくて、私だけ盛り上がってたから…」
美優はそこまで言うと、また泣き始めた。
俺はどうしていいのかわからず、とりあえず抱きしめた。