小悪魔メイドはエリート社長様専用
「……私の言うコトを聞かないのなら…社長は澪生君にお願いするから~」


それは止めた方が……
なんせ…こいつは入社2年目のヒヨコだし…
叔母の言っているコトは横暴だった。
会社を潰すのかと突っ込みたくなるくらい~


元副社長とは思えない言動。


「……まあ~でも…目は通してね…それにウチの屋敷の管理もお願い!」


「それは警備会社にキチンと巡回させてますから安心して下さい!」


前社長は末期癌…余生を二人で過ごす為に俺たちに会社を任せて…スイスに住んでいた。



「マー君…あなたが住むのよ!!」


「俺は…今のマンションで十分です…一人で住むには広すぎます!!」


「住まないと…社長は澪生君にして貰うわよ!!」

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