小悪魔メイドはエリート社長様専用
二言目にはそれ……


叔母の後ろで澪生は首をブルブルさせて腕を交差させて×を作っていた。


よほど社長はしたくないらしい~


「……分かりました…見合い写真には目を通しますし、家には住みます…」


「さすがはマー君ね…物分りいいわ~」


そう言って…叔母は出て行った。


俺と澪生は顔を見合わせて溜息。


出て行ったかと思ったら再び、扉を開けて一言。


「マー君の監視役と片腕としてプロの秘書雇ったから!!まあ~もう会っていると思うけど」


「秘書!!?」


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