愛し過ぎたから


『そうなの〜なんだかんだで忙しくてさ。』


『大変だね〜。』


『お互いね〜。』


二人の足は、自然にいつも飲みに行く
「Cross Load」へ向かっている。


あかねとは、決まってこの店へ行く。


『いらっしゃいませ。』

店内には、陽気な音楽が流れていて、若いグループがぽちぽちとテーブルに陣取っていた。



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