不思議な話
そんな毎日を過ごしてる日、電柱に張り紙の端っこが風にゆられてひらひらとなびいている。


何も思わず張り紙に書かれてある内容を目が止まった。

『あなたの記憶を売って下さい。
○○研究所』


記憶を売る?


そんな事が普通にあるのか?

隆治には捨てる物が何もない。

記憶でも売って借金の足しになったらと思い研究所に向かった。

研究所だけあって記憶について研究してるのか?

薄暗いボロボロの建物に看板が取れかかってるが不気味が一段とあり怪しく感じる。

恐る恐る建物の中に入った。
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