《完》オフィスでとびきりの夜を
その途中で、瑞樹がふと
思い出したように切り出した。
「そういえば今週だね――
新しい課長が決まるの」
「あ……そうだね」
あたしはちょっとだけ
ドキッとして、一瞬言葉に
つまった。
別に今さらなんだけど、
やっぱり少しだけ
気まずさを感じちゃって。
――瑞樹が言ってるのは、
あたし達の勤務する部署、
《ストロベリーガールズ》
レーベルの商品企画課に
新しく配属される課長のこと。
もちろんうちの課にも
前から課長はいた。
だけど3月の終わりで
辞めちゃって、後任が
決まるまでの間――つまり
今だけは、課長不在の
状態で仕事してるんだ。
後任については上層部は
チーフの沙織さんの昇格を
考えたんだけど、当の沙織
さんがそれを辞退しちゃって。
思い出したように切り出した。
「そういえば今週だね――
新しい課長が決まるの」
「あ……そうだね」
あたしはちょっとだけ
ドキッとして、一瞬言葉に
つまった。
別に今さらなんだけど、
やっぱり少しだけ
気まずさを感じちゃって。
――瑞樹が言ってるのは、
あたし達の勤務する部署、
《ストロベリーガールズ》
レーベルの商品企画課に
新しく配属される課長のこと。
もちろんうちの課にも
前から課長はいた。
だけど3月の終わりで
辞めちゃって、後任が
決まるまでの間――つまり
今だけは、課長不在の
状態で仕事してるんだ。
後任については上層部は
チーフの沙織さんの昇格を
考えたんだけど、当の沙織
さんがそれを辞退しちゃって。