コールガール〜先生と愛人〜
あたしが助手席に乗り込むと、車が発進した。



この前、抱かれてから二人っきりで会うのははじめてで、少し緊張する。



何か話したいのに何を話せばいいかわからない。



困っていると、先生から話し出してくれた。





「ほんと、あちぃな。俺夏はどうも好きになれん」


「夏似合わないよね」





色も白いし先生は、暑がっている夏より、寒がっている冬のほうが似合う。






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