俺はお前だけの王子さま

王子の微笑み

翌日―…


カバンの中には大切な茶封筒。


学校についたら直ぐに職員室に行こうと思う。


私は歩きながら
昨晩のことを思い返していた。



お母さんに会いにきた
男の子。


“実は気が動転していて名前を聞いてなかったの…”


お母さんは申し訳なさそうに、そう言った。


“背が高くて黒髪のカッコいい子だったわよ。修学旅行委員なんだって。”



私の事情を知っている男子は
2人しかいない…



徳井君 と 王子君…



2人とも、

黒髪の長身


そして
修学旅行委員―…



「どっちだろう…」





考えながら
いつの間にか職員室についた。




< 113 / 558 >

この作品をシェア

pagetop