俺はお前だけの王子さま

甘く切ない夜

式場ホテルについたタクシー。


私と王子くんは手を繋いだままエレベーターに乗った。


30階まで静かに上がるガラス張りのエレベーター。


30階に上がると地平線まできらきらと輝く一面の夜景が広がった。






3025室の前まで来ると、王子くんは静かに部屋を開けた。


まるでお姫さまを扱うように私を部屋に通してくれる王子くん。


部屋につくとまた広がる夜景。


大きなベッドに

シャンパンが置かれたテーブル


隣には大好きな王子くん

いつもと何もかもが違う世界にまるで甘い夢を見ているようだった。


夜景の明かりだけの暗めの部屋


王子くんはふぅと小さなため息をつくとスーツの上着を脱いだ。


そのままネクタイをゆるめ
ワイシャツの袖と腕時計を外す



ドキ…ン


その一連の動作に目を奪われた私はしばし固まってしまった。


そんな私に気付いた王子くんは妖艶な瞳で小さく微笑んだ。


「~~~っ///」


私はその瞳から逃げるように、うつむく。


と、いうか………

見れないよぉ…!


王子くんの色気が昔よりも遥かに増していて…


どうしよう…


緊張で心臓が止まりそう。


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