ざけんな!〜イケメン教師VSぽっちゃり生徒〜
少し呼吸が苦しくなるのを感じたけど、外に出たら落ち着いた。

悠陽に手を繋がれながら帰ると、ブレザーの中の携帯が震えた。

家までシカトしてたけど、一向に鳴り止まない。

私は電源ごと切り、キッチンへと向かう。

この事が、正しかったかと訊かれた、正しくなかった。

でも、もう無理だよ…。

私は唐揚げをレンジで温めながら、カレーを作る。

悠陽に先にお昼ご飯を食べさせ、掃除機を掛けさせる。

突如として暗くなった空に不安を覚えながら、私は元ちゃんの出迎えの準備。

普段は万紀君か由香里しか来ないから、こんなに綺麗にしない。(笑)
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