ざけんな!〜イケメン教師VSぽっちゃり生徒〜
一家で住んでた一軒家に2人には慣れたけど、やっぱり広いよね。

私は14時にご飯をやっと食べれる状況に。



「幸せぇ」



思わず頬が綻ぶ。

悠陽はそんな私にクスクス笑いながら、コーヒーメーカーをセットしてる。

元ちゃんに淹れてあげる為に、ブルーマウンテンを用意していた。

そんなお金があるなら、高いお肉でも買って欲しいよ。



「15時に来るんだよな?」



「うん。車で来るらしいから、駐車場に入れてって伝えた」



私は食器を片付けて、洗濯物を畳む。

顔を上げれば、何年も点けてないテレビに映る私。

―――胸騒ぎを覚えた。



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