天使を射止めよ、男達!!2nd
「昴…実は俺、バーベキューに…憧れてる…っ!!」
何故か紫雲は、自分の憧れをカミングアウト。
「昴っち〜俺も遊ぶ〜♪山〜マウンテーンっ!!マウントフジ〜♪」
精神年齢小学生並の、星だけが嬉しそうに返事をした。
「いや、せ〜ちゃん?富士山じゃないからね、この山」
「羅々っぺ…!!そ、そうなの!?山は全部富士山でしょ!?」
的確な羅々のツッコミに、星は本気で驚いていた。
ちょんちょん
「?…あ、紫雲」
山のことを考えていると、突然紫雲が私の右肩にちょんちょんしてきた。
「あのね?バーベキュー…出来るかな…?」
もじもじしながらそう言う紫雲に、ノックアウトォーーー…
「出来るよっ!!いや、やってみせる!見てて紫雲、私の実力…!!」
「す〜ちゃんったら……」
そんな昴を見て、羅々が少し呆れたようにため息を吐いた。