天使を射止めよ、男達!!2nd
「いいから、はいっ」
私は有無を言わさず、神田の口にお肉を運んだ。
パクッ…モグモグ
「美味しいでしょう?」
「……//は、はい。牧野さんの料理は、格別美味しいです…」
やっぱり!!
私は満足して、笑みを浮かべた。
「…浅葱、昴嬢に食わせて貰ったから美味いんだろ?」
ニヤッと笑い、そう言い放った牧野。
「まっ牧野さん!!ふざけないで下さい!!」
神田は、焦った顔で否定してる。
食べさせて貰ったくらいで、美味しさは変わらないよ(笑)
そう思いつつ、私は自分のお皿に乗っているお肉を食べようとお箸で掴んだ。
グイッ
「!?」
「………昴、ちょっと来て」
紫雲!?
少し怒ってるような…そんな低い声で呼ばれた。
な、何で?