天使を射止めよ、男達!!2nd
「……………」
ムスッ
うわ…紫雲めっちゃ不機嫌になってるんですけど…(汗)
「邪魔するって宣言したじゃないですか」
腕を組みながら、呆れたように呟く苓。
「……………分かってるよ。皆の昴だったんだ…少しは、我慢しなきゃと思ってた」
苦い顔で眉を寄せてるのに、少し口元を緩める紫雲。
私の…せい、なのかな…?
皆が皆、辛い顔になってる。
…私が……
考え込んでいると、
ガサガサッ
「「「「「っ、!?」」」」」
突然、草をかき分けるような音が聞こえた。
……なっ何!?
「はへー?ふ〜ひゃんとほのは、ほほひひはほぉ〜?」
(あれー?す〜ちゃんとその他、ここに居たのぉ〜?)
私達の目の前には…
「羅々かよ!!」
「「「「………(汗)」」」」
肉を頬張る、羅々が居た。