天使を射止めよ、男達!!2nd

「……………」

ムスッ

うわ…紫雲めっちゃ不機嫌になってるんですけど…(汗)

「邪魔するって宣言したじゃないですか」

腕を組みながら、呆れたように呟く苓。

「……………分かってるよ。皆の昴だったんだ…少しは、我慢しなきゃと思ってた」

苦い顔で眉を寄せてるのに、少し口元を緩める紫雲。

私の…せい、なのかな…?
皆が皆、辛い顔になってる。

…私が……

考え込んでいると、

ガサガサッ

「「「「「っ、!?」」」」」

突然、草をかき分けるような音が聞こえた。

……なっ何!?

「はへー?ふ〜ひゃんとほのは、ほほひひはほぉ〜?」
(あれー?す〜ちゃんとその他、ここに居たのぉ〜?)

私達の目の前には…

「羅々かよ!!」
「「「「………(汗)」」」」

肉を頬張る、羅々が居た。



< 59 / 91 >

この作品をシェア

pagetop