天使を射止めよ、男達!!2nd

思い出させてやるなよ…羅々…(汗)

震えきってるよ、辰志…(汗)

恐怖に満ちた顔の辰志。

そして、

「はい?意味が分かりません。何故僕なんですか??」

原因なのに、あのことを何も知らなさ過ぎる無垢な苓が、私は羨ましく思うよ(笑)

「えー?だって旅行のとふごぉっ!!」

「旅行?旅行楽しかったよねー♪」

…秘密流出の危機、回避完了…!!

私は理由を言おうとした羅々の口を即座に塞いだのだ。
私にあんな瞬発力があったなんて…!!
新しい自分の眠っている能力を発見出来たな…、じゃなくて。

「ふごー!!ふぐっふぐぅううっ!!」
(ちょっとー!!息っ息ぃいいっ!!)

あぁ、塞ぎ過ぎたな。



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