ヤンキー彼女とヤクザ彼氏
頭と駿は本当に似てるんだ。




ってか駿のお母さん全然喋らないけど…怖い人か?




駿のお母さんの話は誰もしなかった。






不思議に思ってたら、みんな大広間に移動し始めてた。




ついて行くと、向かいから誰か来た。





「あれ、おじさんだ。」

「雅弥か。」





あ。




そういえば最近見てなかった。





「また寝てたのか?」

「うん。でも仕事もした。」

「そうか。」

「おじさんこそ帰ってくんの珍しいね。いつ来たの?」

「この組で俺が今日来ること知らないのお前だけだと思うぞ。」





いつから寝てたんだよ。




ホントに自由人だな。





「あ、今頭?」

「気付くの遅くねぇか?」

「お帰りなせぇ、頭。」

「はは!マイペースだな!お前も大広間来い。」

「うん。」





多分、今雅弥さんは駿でもできないことやってる…!!




あの人、本当にただの天然か?




…まぁ、いいや。





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