ヤンキー彼女とヤクザ彼氏
◎駿



朝起きたら優衣は隣でまだ熟睡中。




あんだけ車で寝ててもまだ寝れるんだな…。





ふぅ…。




もう朝だから余計な心配はいらねぇな。




俺だって男だから…。




でも考えないようにしてたのに、優衣が変に意識してるから…。





まぁ、汐莉に入れ知恵されたんだろうけど。





着替えてから優衣起こすか。





「優衣ー。朝だぞ。メシ食うから起きろ。」

「ん…。」

「起きろって!!」

「わかってる…の…。」





寝ぼけてるし…。




これ、毎朝どうやって起きてんだ…。





「メ・シ!!」

「メシ……メシ!?」





やっと起きたけど…髪ボサボサ。




優衣らしくておもしろいけど。





「ほら、はやく着替えてこい。」

「うん…。眠い…。」





優衣ってよく寝る。




自由だし、マジで猫みたいだな。





朝メシもホテルのレストランまで行く。




さっさと食べて部屋に戻った。





「駿!これ見ろよ!!」





目が覚めた優衣はいつも通り。




もう意識してねぇな。





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