執事サマ!【短編】

二人の離別


朔夜SIDE


旦那様達が帰って来た次の日。


俺は紗綺と一緒に紗綺のお祖父様のところへ行った。


コンコン


「「失礼します」」


あいかわらずお祖父様の部屋の空気はピリピリしているな…


「なんだ、用事か?二人そろって」


「お話があります」


「言え」


「今私は紗綺とお付き合いさせて頂いています


それで「何!?」


< 23 / 88 >

この作品をシェア

pagetop