SugarⅡ
「まじっ、あー……。なんか悪いな、送るよ。」
困った顔をした不良さんは、あたしを送ってくれる、と言った。
「い、いやっ、いいですよ!;
助けてくれただけで十分ですっ」
そう言って、お辞儀をしてから学校の方向へ歩き出そうとすると…
―――――――パシッ!
「へっ?」
腕を掴まれた。
「だったらさ、今日からは俺が送り迎えするよ。
君1人だと、また不良に絡まれそうだしさ…」
「え…?」
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