空を泳ぐさかな 【短編】
プラスチックの容器一つ分、いろいろな事を頭の中に浮かべて、気が済むまで緑色のストローを吹き続ける。



そうすると、なんだか気持ちが軽くなるのだ。


大人が煙草を吸うのと同じなのかもしれない。





―違うか、

私は吐きだしているだけだもの。


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