いちごおれはお好きですか?




『…えっ?』


先輩は目を見開いた。

もう、私は止まらないよ…



「今日、柚月先輩に告白しようって決めてたのに…。先輩には好きな人がいるなんて聞いちゃって…」


私の言葉と同じように、私の涙は止まらない。


『美也ちゃん、違うよ!』


先輩も強い口調で言った。




< 203 / 234 >

この作品をシェア

pagetop