pinkな関係 そのみ×大河【完結】
Chapter7 TAIGAside
やっと君を手にいれた



こんなに振り回される気持ちははじめてだけど、こんなに誰かを愛しいと思ったのもはじめてだ




「せんぱぃ」



フワフワ笑う彼女を俺は幸せな気持ちで見つめた


クリスマスが過ぎた冬休み。




3年の部活はもうない。


毎日のように彼女と逢っていた






「そのみ?」



部屋で映画を見ていると
俺の横でウトウトしていた彼女に思わず声をかけた




「ふぁ…ぁ…眠くなっちゃったぁ…」



あくびをしながら俺にもたれかかる。




その仕草ひとつひとつがどうしようもなく可愛い
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