ふれいばー
1・ 灰かぶり姫
「こんな夜に泣いたりしないで
君は真っ直ぐに輝いていればいい」
17歳になった夜。独りが辛くて逃げ出した夜。
彼はわたしにこう言った。
もし未来が、運命が、決まっていたのだとしたら。その歯車が狂い始めたのは、この時からだと思う。
そう、それは、わたしがまだ「人間」の世界にいた日のことでした。
あなたがまだみたことのない、新しいストーリー。
新しい恋の嵐。
「ゲーム・ラブ」
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