思い出は消えない
「あの…。私一応、高1なんですけど…。」

「うそ!?同い年かと思った。わりぃ……。」

「よく言われるから…。」

と、少し目をそらした時、

「……んっ…はぁ…はぁ…。」

「ちょっと!ねぇ!ねぇってば!」

「先生…呼んで…。ボタン…押し…て。」

「あっ!うん!」

私はすぐにボタンを押した。
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