幸せの寄り道



先生の車が見えなくなり家の中に入った




「…ただいま。」




こんなこと言っても返事が返ってくることがない





いつも一人…





チリン、チリーン



「にゃー」




「あ、ただいま。」



私の足もとに猫がかけ寄ってくる



猫を抱き上げて部屋に入る



「にゃお~」



猫は私にすり寄りそばで寝だした


「寝ちゃうの?」



私は少し寂しかったのも忘れて猫をみていた




あ、洗濯物!!



服を着替えて時間をみるともう18時を過ぎていた



私は部屋から出て洗濯物を取り込んだ


ついでだからお風呂も洗った




私はまた部屋に戻るとベッドに伏せた




今日はいろいろあって少し疲れた


それにしても先生なんかいつもと違ったけど…





でも今日のこと沙耶に知られたらやばいなぁ



私は明日が少し不安になった


あ、美咲にメール!!


―――――――――――――――

美咲、今日はありがとね!!


なんかあの後は普通だった(^^)


放課後ね、先生が家まで送ってくれたんだけど沙耶に知られたら大変だよね(>_<)!?


―――――――――――――――



メールが送れたのを確認してまた顔を伏せる



家の前で先生が頭を撫でてくれた


私、頭を撫でられることなんて今までなかった



びっくりしたけどずっとそうしていて欲しかった




でも先生は困らせたくなかった



だから私は何も言わなかった




あの時もし先生の手を掴んでたら、あの時もし泣いていたら先生はどうしたのかな?







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