幸せの寄り道




~和樹~




俺はいつも学校に来るのはその日の初めの授業の30分前だ



今日の初めの授業は3年生



夏川のいるクラス



1限目が終わり休憩時間になって教室に行く準備をした



俺の居る理科準備室の窓からは3年の教室が見える






あれ?


ベンチに夏川かな?

あと…

中島?



なんで……



俺は自然と道具を持って教室へと向かった






階段を下りて渡り廊下を渡りまた階段を下りる



すると田村が俺のそばにきた



「先生~♪今日も服ダサ~(笑」


田村はいつもこんなことばっかり言う



「はい、はい。」



「も~。陽向なら外のベンチで話してるよ!!朝話せなかったから次の休憩でって約束したって」



田村は少し不機嫌気味に言った



俺はそこからベンチに並んでいる2人の背中を見ていた




何話してんだよ…




昨日中島は応援すると言った


けど、


夏川のこと好きになるとも言った





俺は、自信がない



生徒と先生より


先輩と後輩のほうがきっと恋愛しやすくて恋に落ちやすい




それに俺は常識を越えてまで恋愛できるのだろうか…






「わぁ、陽向と中島くん近~!!」




「えっ……。」




2人は今にもあたりそうなほど近づいていた



しばらく様子を見ていたが俺はたえきれなかった





~~~キーンコーンカーンコーン♪



ちょうどチャイムが鳴った



中島が立って歩きだしたのを確認して夏川のそばに行った




声をかけるとびっくりした様子で立ち上がった




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