幸せの寄り道
恋か…
「俺さ、なんで叶わん恋ばっかするんかね…。」
力の抜けた笑いでオカンにそう聞いた
きっと今の俺は悔しくてたまらないといった表情なのかもしれない
「叶わん恋って自分で決めつけとるだけでしょ?
何もしてないうちからそんなこと言ってどうするんよ☆」
オカンはいつも俺を励ますようにいろいろ言ってくれる
春菜のときもそうだった
じゃあもし、俺が好きな子が高校生だと言ったら?
まだ俺を励ましてくれるのか?
「あ、まさかあんた職場恋愛!?いや~♪」
なんでテンション上がってんだよ……笑
「まだ秘密…」
………って言うしかないよなぁ
「なによ、ちょっとぐらい教えてくれたっていいじゃない!!」
全く、オカンはこういう話ほんと好きだよなぁ
「ん、弁当。じゃあ俺部屋行くから。」
「はい、はい。」
部屋に入りひとまず服を着替えた
明日も中島は夏川のそばに居るのだろうか…
俺堪えられんのかぁ??
また八つ当たりして困らせるんじゃ…
言えたら楽なのになぁ
もうこの際言っちまうか!!
なんて無理か……
なに俺うじうじしてんだよ
一眠りしよ
『先生?好きだよ。』
『俺も好きだ。』
『ありがとう♪
でもね、もっと好きな人がいるの。』
『え、待って!!』
『私ね中島くんと付き合うことにしたの♪
ばいばい、先生!!』
『待って!!』
「待って!!!」
バッ!!