幸せの寄り道
「おはよ~」
「あ、沙耶おはよ!!」
私が教室に入ると沙耶が挨拶をしてきた
朝から沙耶は中島くんとのことを聞いてくる
「ねぇ~、中島くんとどうなん!?」
テンションが高くなっているのか声も少し高めになっていた
「どうもないよ。でも友達にはなったよ」
「えっ、ウチも友達になりたい!!!」
沙耶が私の肩をつかんで立ちあがった
「あぁ、じゃあ話しかけてみれば??」
まぁ中島くんなら仲良くしてくれるだろうけどな……
キーンコーンカーンコーン~♪
授業も始まって沙耶はまた時計を見ながらカウントダウンをしていた
「ねぇ、陽向?中島くんって次の休憩来る!?」
こそこそっと聞いてきた
「ん~、多分来るんかな??」
それから沙耶は何回も「来るよね」「来るといいね」を繰り返して言っていた
授業は淡々と進んでいき
沙耶はだんだんと楽しそうに笑っていた
「沙耶、なんか笑いすぎよ!?」
そう言うと両手で顔を半分隠していつもどうりの表情をした
…………けど、
またすぐニヤけてしまっていた