幸せの寄り道




キーンコーンカーンコーン~♪




「終わった~陽向、廊下行くよ!!」




沙耶は私の腕を掴んで廊下に向かって走った




「え、わっ!!幸奈、廊下出るね」




私たちが廊下に出たぐらいにちょうど中島くんがきた




「あ、みっけ!!」



中島くんが私たちを指差して笑って歩きよってきた



「中島くん、おはよ~☆」



「おはようございます♪」


沙耶が少し中島くんに近づいて声をかけると中島くんもそれに応えた




「夏川先輩、おはよっ!!」




中島くんはちょっと私の顔を伺っていた



「おはよっ。何そんなに私の様子伺ってるん?(笑)」



そう聞くと中島くんはハッとした顔をして少し目線をずらしながら笑っていた




「あ、夏川先輩!!後でまた話したいことあるんでいいですか?」



「え、いいけど後でって何の話?」



「今は秘密です♪」



中島くんは少し楽しそうに言った



「ねぇ、中島くんは陽向のこと好きなの!?」


沙耶が少し乗り出して中島くんに迫っていた



「はい。好きですよ!!」



中島くんは堂々と沙耶に言った



「ちょっ、中島くん!?」



「キャー♪陽向、好きだって!!」



「もうっ、声おっきいよ!!」




私は沙耶の口を塞いで周りを確認すると近くにいた大半の人たちはこちらを見ていた




「まぁ、俺すでにふられてますよ」



中島くんが少し苦笑いをしながらそう言った





《ええぇ~~~っ!!!!》





すると沙耶も含める周りにいた人たちは一斉に声を揃えて驚いた



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